その気持ち、めっちゃ分かります。
ここ数年でHSPや繊細さんという言葉が流行り、定着してきていますが、他人がいる環境だと、周りの様子に過敏になって疲れたり、過剰に気を遣ったりすることがある人って少なくないのではないでしょうか。
わたしも結構周りを気にするタイプだったので、人とワイワイするよりも気心の知れた友達とふたりでじっくり話すことの方が好きでした。
さらに、ぶっちゃけ人嫌いでした。
だけどわたしは、人とめちゃくちゃ関わりまくる仕事を選んで今を生きています。
なぜ、人嫌いのわたしが人と関わり続けるのか。
ADHD/ASDのグレーゾーンでありながら、小学校や病院で働き日々1000人以上の老若男女と関わっているわたしが解説していきます。
この記事の目次
人嫌い”だからこそ”興味を持ってみることの大切さ
わたしはお仕事で小学生から80代90代のお年寄りまで対面で関わらせていただくのが日常になっています。
しかもカウンセラーの仕事もしているので、こういう話を周りの人にすると
えーなんか人と関わるのが好きなんだね〜
コミュ力すげぇ
みたいなことを言われることが結構多いです。
だけど、わたし自身こういう言葉に対してすごく違和感があるんです。
というのも、結構人見知りで、あまりこう自分から積極的に絡みにいくとか、大勢でわいわいし続けるとか、人とずっと一緒にいるとかが普通に苦手なんですね。
一人の時間が必要だし、むしろひとりの時間が大好きなんですよ。
だから、基本的には人と関わるのが自分ではすごく上手じゃないと思っていて、むしろ苦手意識の方が強いんです。
だからこそ、自分のそういうどうしてもマイナスに捉えちゃうところをポジティブに持っていきたくて、あえていろんな人と関わらせてもらってます。
そうすることで、
え、世の中いい人いっぱいいるじゃん!
なんか関わっててあったかい気持ちになるなあ、、!
こんな風に、うれしい経験や思いをできるだけたくさんキャッチしたいと思ってるんです。
- 人嫌いだから
- ブスだから
- HSPだから
- 陰キャだから
- モテないから
- 発達障がいだから
こんな理由で、人と関わることを自らシャットダウンしていませんか?
人間関係がうまくいかないことを、(自分が勝手に思い込んでいる)自分の特性のせいにしていませんか?
そんな思いを、「だからこそ」人と関わってみることで面白いことを体験したり、意外な感情に出逢ってみてほしいなと思います。
陰キャでもいい。あなたの捉え方が、あなたという人間を作っていく。
自分を卑下して新しいことに挑戦しないことは、自分が実際に行動して傷付くのを防ぐことができます。
だけど、何にも行動せず、自分の頭の中だけで考えて解決した気になっていては、物語は全く進みません。
感動的な映画に出てくる主人公は、めっちゃくちゃ必死になって行動しますよね。
何度も失敗して、またやってみるけどうまくいかなくて絶望して、、、。
その先に一筋の光が見えてくる。
わたしたちの人生も、きっとそうなのだと思います。
何度も立ち向かってみて、いろんなことを試してみて、時に傷付いたり悲しくなったり辛い時もあるでしょう。
だけど、それでこそ成長できるし、気付くことがあるし、そして本当にやりたかったことが実現できたりするのです。
今のあなたの状態がなんであっても大丈夫。
大切なのは、今をどう過ごすか。
わたしは陰キャだけど、陰キャも楽しいんですよね。
陰がどういうものか分かってるから、陽のよさにも気付けるから。
お互いの存在があることで陰と陽は成り立ってるとも言えるじゃないですか。(ちょっと厨二病ぽくて草)
人に関心を寄せた日々の積み重ねが、毎日を楽しいものにする。
結局、毎日をできるだけ楽しく、できるだけ昨日の自分を少しでも超えられるようにちょっと背伸びして努力できる日々を大事にできる人でありたいなあと思います。
- 風が心地良くて過ごしやすい一日だった
- 賞味期限が長めの卵を買えた
- 赤信号につかまることがあんまりなかった
- 好きなアニメを何の邪魔もなくみることができた
- 好きな人と何気ない会話をした
こんな風に、今日一日でよかったことや嬉しかったことをふと思い返してみると、今日という一日がちょっと特別に感じられたりします。
そして、外を歩けるのも、卵が買えるのも、信号があるのも、アニメを観れるのも、好きな人と話せるのも、ひとりではできません。
外を歩くために必要な服を作ってくれた人がいる。
卵を産んだ鶏や、鶏を育てた農家の人や、卵を運ぶ運転手さんや、卵を検査してパックに詰める工場の人、スーパーの店員さんがいる。
アニメをつくった人たちがいる。
好きな人がいる。
あなたの好きな生活には、必ずといっていいほど「他人」の功績があります。
そこに目を向けて暮らしてみると、固まったこころがじわじわと温かくなっていくはずです。
ここで、こころがあったまっていくわたしの好きな本を紹介します。
この本を読むと、しんどくない人との関わり方、そして人間関係がしんどくならない自分のつくり方のヒントがもらえます。
わたしはしょっちゅうこの本を手に取って、自分と周りにやさしくすることができているように思います。
人嫌いなあなたは、人に興味をもつあなたになり、人に感謝するあなたになっていくことでしょう。
だけど何にせよ正解はないし、そもそもわたしたちは生きてることが素晴らしいので、どんなあなたも掛け替えのないあなたです。
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人と関わるのしんどい、、いつも無理してる気がする、、、。
できるだけひとりでいたい。ひきこもり上等。ぼっち上等。
でもなんかちょっと寂しい気持ちもする。